「バイオプロテクトシステム」の散布施工・数値検査衛生管理のステップ

<事前準備>

 このシステムは「クリーニング」のシステムではありませんので、

もし汚れが目立つ場合は事前に清掃・クリーニングが必要となります。

 

 

除菌・抗菌施工前に、契約に基づいて指定された基準点(施工箇所)のATP数を

「ATPチェッカー」で測定し記録

生き物を含む多くの有機物に含まれるATPを汚れの指標として、高感度に汚れを検出します。

測定時間は約10秒程度で、その場で衛生状態を確認できます。

清浄度検査とは、手指、食品加工設備機器、医療器具、施設内の高頻度接触面などが、十分に清浄に維持されているかどうかを調べる検査です。

※ATPとはアデノシン三リン酸(Adenosine triphosphate)の略語です。

 

ATPふき取り検査を実施します。

ATP検査用試薬剤をホルダーに差し込とATP数値を確認できます。

 

 

 


測定した各基準点のATP数を記録

各基準点の記録をとり、メンテナンス時に清浄度数値を比較することで、次回の施工に役立てます。

 

 

 


静電スプレーを使用して、バイオプロテクト5000Cを室内全体に散布します。

静電スプレーは、薬剤に静電気を帯電させ対象物に確実に効率よく定着させます。
また、床面がカーペットの場合は「GLSマシン」を使用し、カーペットの根本まで確実に薬剤を散布させます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

換気・乾燥(約10〜15分)

全体にスプレー散布が終了しますと、換気しながら確実に薬剤が定着するまで乾燥させます(約10~15分)

 

 

 

 

施工完了

散布スペース全体が確実に乾燥したことを確認して施工完了です。

移動した什器等があれば元の位置に戻して作業終了です。

 

 

 

 

 

散布作業した基準点(施工箇所)のATP数を「ATPチェッカー」で再測定し記録

24~36時間後に基準点のATP数を再度測定し、各施工箇所が目標の「減菌率」「ATP数」に達しているかをチェック、記録します。

「減菌率」「ATP数」の目標数値に達していない場合は、原因を分析し、再度散布施工、目標の数値に近づけます。

 

 

 

 

 

衛生状態を数値化し「見える化」。除菌・抗菌効果のメンテナンスに役立てます。

ATPふき取り検査法 「ATPチェッカー」

ATPふき取り検査法(食品衛生検査指針「厚生労働省監修収載」)に用いる検査機器。

ATP(アデノシン三リン酸)の数を計ることによってその場で衛生状態を確認。

ハンディサイズで持ち運びができ、測定時間は約10秒程度で試薬を使用して簡易的にATP数の測定ができます。

 

 

ATP拭き取り検査

ATPとはアデノシン三リン酸(Adenosine triphosphate)の略語です。

アデノシン三リン酸は、すべての生物のエネルーギー源になっている科学物質で、ATPが検出されるところは動物、植物、細菌等の生命維持活動の証拠になります。

そこから発生する様々な物質にもATPを検出することができます。

ATPのふき取り検査は、水道水で濡らした綿棒がとらえたATPを試薬と反応して発光させ、その発光量を数値化しています。

数値の値が高いほど汚れが多いいと判断できます。(キッコーマンバイオケミファ社製)

 

ATPふき取り検査を実施します。

 

ATPふき取り検査用試薬をよく振ります。

 

ATP検査用試薬剤をホルダーに差し込とATP数値を確認できます。

 

 

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